2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
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救急搬送による 救急受診 | 1,007 | 987 | 1,083 | 1,177 | 1,432 |
救急科
診療内容
救急隊からの患者収容依頼に応需し、搬送された患者さんの初期診療、診断を行います。
【救急科設立の背景】
他の都道府県と同様に、広島県、広島市においても救急車の出動要請は増加傾向にあります。さらには 救急隊が収容先の病院を選定することが困難を極めています。
当院では、救急隊からの収容依頼にできるだけ応需するためには、これまでの対応では不十分と考え、 2025年1月から救急科を設立し救急車のさらなる受け入れが可能な体制を整えました。
【基本方針】
「当院で診療できる患者さんは全例受ける」
上記方針のもと、各診療科医師、初期研修医、看護師の協力のもと、日々の診療を行っています。
具体的には、平日日中に救急科医師と初期研修医が救急外来に常駐し、救急隊からの収容依頼に直接対応、患者さんが来院後初期診療、診断を行います。
当院には救命センターがないため重症患者さんの受け入れは困難ですが、軽症~中等症であれば、内因性、外因性に関わらず救急隊からの受け入れ要請には原則全例応需する方針としています。
救急科による初期診療、諸検査の結果、入院が必要と判断した場合は各診療科と相談し担当科を決め入院し治療を継続します。一方、幸い軽症と判断した場合は帰宅して頂きます。
診療実績
医師紹介
救急科 部長
伊関 正彦
いせき まさひこ
救急初期診療、外傷、一般外科
日本外科学会専門医・指導医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本外傷学会外傷専門医、日本航空医療学会認定指導者、日本DMAT隊員、統括DMAT資格、JATEC、MCLS認定資格、難病指定医、緩和ケア研修会修了
1998年卒
これまでの様々な臨床経験を活かし、広島市、県内の救急医療のお役に立てるよう尽力致します。また、我々は救急科、当科ローテーション中の初期研修医、外来看護師とのチームで活動を行っています。